消費感想文

頭の悪い感想を書いています。主に読了本のメモ。

祈り、働け

祈り働け(Ora&Labora)

 

【内容】

建物建てたり素材を加工したりして点数を得るゲーム。

 

【簡単な流れ】

手番ごとに、自分の素材を使って建物を建てるか、建てた建物を利用するか、自分の土地を開拓するか、どれかを選んで行動する。

建物は使うと素材を得られるなどの効果がある。

これをハーフゲームで13ターンくらい、フルゲームで26ターンくらい繰り返すと終了。

(+-1ターンくらい間違ってるかも。)

最終的に所持している素材や建物の点数を合計して多い人が勝ち。

 

【感想】

運の要素0のかなりガチガチなゲーマーズゲーム。

ドラフトゲームのような相手の出方を見つつ戦略を立てて行動する要素とか、カードゲームのコンボみたいに特定の要素を組み合わせて行動するような要素とかが好きならかなりツボに入ると思う。

 

建てられる建物はカードの中から選ぶため、相手にとられると自分が使えない。

このあたりが行動の選択にジレンマを生んでいる感じで、なんとなくドラフトゲームっぽい駆け引きを感じる。

 

一方で、建物同士の相乗効果が結構重要で、どの建物を組み合わせて使っていくかが最終的な勝利点に大きく響く。

このあたりはTCGみたいなカードゲームっぽさがあるように思う。

 

なんにしても、中長期的な計画を立てながら行動することが非常に重要なので、おそらく初心者と上級者では圧倒的な差ができるはずで、そのあたりはかなり同卓のメンバーを選ぶゲーム。

 

あと、最後の勝利点計算が結構面倒くさくて、一つ8点とか5点とかの要素を150~200点くらいまで足しあわせていく過程はかなりだるい。

正直、アナログゲームでやる必要あるの?っていうくらいリソース管理の面倒くささが目立つ。

けど、そういう悪い要素があってもたまに遊びたくなるくらい自分は好き。

ドミニオンとかも結構好きなので、コンボ要素が自分にはツボなんだろうなと思う。

 

自分の中ではかなり面白いゲームの部類に入るのだけど、フルゲームでやると3人で4時間とか普通だから、休日をほぼ一日使ってしまうことになるので、大抵は相手が付き合ってくれない。

ハーフゲームでも3人で2~3時間ってところ。

とにかく時間を食い過ぎて、やりこむタイプのゲームであるはずなのにやりこむ気力が起きにくいのも微妙なところ。

このゲーム自体はかなり個人的にツボなのだけど、人を選ぶところとかを含めてとにかくハードルが高いと思う。

 

ちなみに、アグリコラとかル・アーブルとかはやったことがないので比較はできません。

 

【おすすめ度】

70/100 

この点数の他のゲームよりは好きだけど時間がかかる部分が響いて減点気味。