消費感想文

頭の悪い感想を書いています。主に読了本のメモ。

チケットトゥライドヨーロッパ

チケットトゥライド ヨーロッパ

(Ticket to Ride Europe)
 
【内容】
もらった目的地のチケットに沿った線路をつなげて得点を獲得して競うゲーム。
 
 
【簡単な流れ】
 
はじめに、各プレイヤーが列車カード4枚とチケットカード3枚、長距離チケットカード1枚をランダムにもらう。
初期分配のチケットカードは、長距離も含めて最低2枚チケットカードが残るように好きに捨ててもいい。
(ゲーム終了時に路線をつなげられないチケットカードはマイナス点になるため)
 
各プレイヤーは、手番に
 
・列車カードを引く
見えている5枚から選んで引くか、山からランダムに引くかを2回繰り返す。(つまり2枚引く。)
どの色の列車としても使えるSLカードを見えている5枚から引く場合は1枚しか引けない。(山からSLを引き当てた場合はもう1枚引ける。)
 
・路線を確保する
路線と同じ色の列車カード(かSLカード)を、確保したいルートの路線マスと同じ数だけ捨てると自分の路線を構築することができる。
 
・チケットカードを引く
チケットを山から3枚引いて、そのうち1枚以上を手持ちのチケットカードに加える。
いらないものは山の一番下に戻す。
 
・駅舎を建てる
駅舎に隣接する他人の路線を1つだけ自分の路線として使うことができる。
けど、最終的に建てていない手元の駅舎コマは1つ4点になる。
(これはヨーロッパ版の新要素らしい。)
 
という4つの行動のうちどれか1つを行う。
これを各プレイヤーで繰り返す。
最終的に、誰かの手持ち列車コマが2個以下になったら、もう一周だけ手番をプレイしてゲーム終了。
 
あとトンネルとかフェリーとか細かいルールもある。
 
 
【感想】
 
かなり面白い。
このシリーズが初心者キラーとか言われるのもわかる気がする。
自分的には同じ初心者キラーといわれるカタンよりも圧倒的に面白いと思う。
 
割とシンプルなルールなのに選択肢は結構あって、プレイング個性は結構出る。
だけど、主要路線の確保に出遅れても駅舎ルールがあるし、途中で負けが確定するような状況にはなりにくいように思える。
この辺りのバランスが良い感じ。
 
あと、自分の路線を構築していくという行動自体が、単純に面白いというのもあると思う。
 
トンネルのルールとか、適度な感じに運要素があるのも敷居を下げるという意味でプラスポイント。
 
時間がかかりすぎないのも良い。
これくらいの時間でここまで面白いプレイ感を出せるゲームはあんまりないと思う。
 
他のチケットトゥライドはやったことないので、比較はできないけど、とにかく面白かった。
なかなかの当たりだったと思う。
 
【おすすめ度】
 
80/100